借金の借り換えがオススメの理由。メリット・デメリットを紹介。

今回は、消費者金融でキャッシングを行なっていく上でよく目にすることがある用語についてのお話をしていきたいと思います。
そのような用語の例としては、“借り換え”、“おまとめローン”が挙げられるかと思います。
上記の2つは、キャッシングをしたお金を返済していくときに利用されるものであり、別名“一本化”と言われることもあります。
あまりキャッシングをしたことがない方や、全然そのような経験がない方からすれば、借り換え、つまり別の会社から新たにキャッシングをすることにそれほどメリットは感じられないかもしれません。
次にそのような疑問を持たれている方へ向けてのお話をしていきたいと思います。
具体的にあるならば、借り換えをする目的、それをすることによって、どんな良いことがあるのか?反対にどんな悪いことがあるのか?についてです。
そして、ここからは、“借り換え”、“おまとめローン”、“一本化”というものはほぼ同じ意味ですから、便宜上“一本化”に統一してお話していきたいと思います。
最初に理解していておいてほしいのは、キャッシングを一本化しようと思い、借りたお金に関しては、返済に充てることが条件となっていますから、その他の生活の為の資金としてや、遊びのお金には使用不可能とされているということです。
上記の通り、一本化の目的はキャッシングしたものを返済していくためのものですが、これだけでは、ただ手間がかかるだけであって、あまり意味のないものに感じられるかもしれません。ちなみに1つの会社のみの御利用であればそれは不要なのですが、これが2社、3社といった場合では、この一本化によって、とても良いことがあります。
具体的には2つの利点を挙げることができ、1つ目はキャッシングをした際に必ず取られる金利が低くなるということ、2つ目は返済のスケジューリングが楽になることです。
まず、金利について見ていくと、このようになる理由としては、金利というものは、キャッシングした金額が大きくなるにつれて低くなるものとされているためです。
すなわち、キャッシングを10万円するよりも、100万円する方が金利は低くなります。
ですから、必要なお金を一気に借りてしまう方が利用者にとっては良いということも言えます。
以上のような考えに基づいてできたのが、一本化です。
次に、具体例を挙げながら、この一本化について見ていきたいと思います。
仮にあなたが3つの消費者金融においてキャッシングをしたとします。
ここで3社それぞれ金利を18%、キャッシング金額は50万円とします。
つまり、全部で150万円のキャッシングです。
このケースですと毎月の返済金額は38,280円となり、最終的な返済金額は2,259,312円となります。
かなりの額となりますが、こういった時に一本化を利用することによって、金利が低く抑えることができ、毎月返済する金額についても少なくなるとされています。
これは先ほどのキャッシング金額が大きいほど、金利が安くなるといった原理からです。
これについて具体的に見ていくと、まず一本化することによって、1つの会社から150万円をキャッシングすることとなり、金利に関しましては現在の18%から3%低い15%となります。
この結果毎月の返済金額が35,930円、最終的な返済金額が2,119,942円となり、前者では2,350円、後者では139,370円安くなったことになります。
このように一本化を利用することによって、最終的な返済金額がおよそ14万円減ることとなり、まさしくこれが一本化することの最も良い点と言えます。
先ほどもお話しした通り、キャッシング金額が大きい方が金利が安くなるわけですから、同じ150万円を借りるのであれば、3つの会社から借りるよりも、1つの会社で借りてしまった方がお得だということです。
ですが、会社によってはキャッシングに上限金額が設けられていることもあり、利用出来ないこともありますから、御注意下さい。
次にもう1つのメリットである、返済のスケジューリングが楽になるということですが、これは2社以上からキャッシングを行なっている場合、月々の返済で頭が一杯になり、各々の会社にあとどのぐらいの借金が残されているか?といったことを理解するまでに至っていないといったことを解決してくれるということです。
一本化により、1つの会社に借金がまとまるわけですから、返済も月に1度で済むことになります。
ですから、返済のことで頻繁に頭を悩まされている方にとっては、非常に有難い制度であると言えるでしょう。
ここまで、一本化というものは非常によいものだというお話をしてきましたが、実はこれを利用することの悪い点というものも存在しますから、次はそれについて見ていきたいと思います。
ただ、一本化について良く勉強しておくことで、悪い点の影響を避けることは可能です。
悪い点を具体的に挙げると全部で5点となります。
1点目は、キャッシングの審査が甘くないこと、2点目は場合によっては最終的な返済金額が大きくなってしまうこと、3点目は中にはそれを利用した悪徳な会社が存在すること、4点目は、一本化行なった会社からはもうキャッシングが不可能となること、5点目は安易にキャッシングを行なうようになってしまう危険があるということです。
ではそれぞれについてもう少し見ていきたいと思います。
まず1点目ですが、これは一本化によって金利が低くなるとされていますが、その分、審査が厳しく行なわれるということです。この審査がある為に一本化をしたくても、出来ずにいる方も存在します。
2点目について見ていくと、例えば一本化の目的が月々の返済の負担を減らすこと、もしくは一本化を行なおうとする際に別途手数料を取られる、これらのケースにおいては、最終的な返済金額が大きくなってしまう可能性があります。
前者については、毎月の返済金額が少なることで良いことに思えますが、返済金額が少なくなる分、全部返し終えるまでの月数が増えてしまいますから、そのことで最終的な返済金額が大きくなってしまうということです。
仮に総額200万円のキャッシングを行なったとして、一本化する前の金利が18%、毎月の返済金額が80,000円、返済を行なっていく月数が32ヶ月、最終的な返済金額が2,525,564円であったとしましょう。これを一本化したことによって、それぞれ、15%、50,000円、56ヶ月、2,789,895円となりました。
しかし、よく見比べてみると、毎月の返済金額は減りましたが、返済を行なっていく月数や最終的な返済金額が増えてしまいました。
このように、毎月の返済金額を少なくしたい方には一本化はメリットがありますが、最終的な返済金額を減らしたい方にとっては、メリットとはならないと言えます。
ですから、一本化を御利用の前には、きちんと会社側と話し合いをしたり、実際にそれをするとどうなるか?といったことを理解した上で、利用するようにしましょう。
次に3点目についてですが、どんな悪いことをされるのかというと、一本化の際に手数料を取ったり、保証会社へ支払うための料金としての保証料を取られる、または債務整理することをしつこく迫られるといったことが挙げられます。
これらを行なうような会社が全て悪いとは決して言えませんが、御利用の際は十分注意して下さい。
つづいて、4点目、5点目についてですが、これは、一本化の目的は現在ある借金を返済することであるため、使い道が決まっているということで、それ以外の生活資金等には充てることが不可能であり、またそこで新たにキャッシングをすることも出来なくなります。
よって、これを行なう前までは出来ていた、突然お金が必要になった時にキャッシングをするということも当然出来ません。一本化にはこういった悪い点も存在します。
また、毎月の返金額が少なくなることによって、気持ちが楽になります。そのことで油断してしまい、再び他の場所において、キャッシングをし過ぎてしまうといったことも考えられなくもありません。
一本化を行なえたのであれば、その前までに利用していた消費者金融とは縁を切るといったことを意識するようにして下さい。
最後にまとめとしまして、一本化は賢く用いることによって、返済のスケジューリングが楽になり、借金を全部返し終えた姿が見えてくるものであります。
よって、いくつかの会社からキャッシングをしており、それによって余裕がないことから、各々の会社の借金を理解するまでに至っていない方や、全部返し終える姿が見えてこない方、複数の返済日が存在することに耐え切れない方に“一本化”は、推奨したいものであります。
ですが、一本化は人によっては、かえってそれを行なう前よりも悪くなってしまうこともあります。それを回避するためにはよく会社側と話し合うこと、また先ほど挙げた悪い点に注意しながら利用することです。
つまり、一本化とはどういうものかということをよく理解した上で御利用を考えていきましょうということです。

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